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      Schloss Schönborn

   シュロス・ シェーンボーン醸造所

  (シュロス・ シェーンボルン醸造所)

  シェーンボルン家(Familie von Schonborn)

 

シェーンボルン伯爵家はドイツ系旧貴族の

名門中の名門でハプスブルク家との縁も深い。

歴代シェーンボルン伯爵家からは多数の

司教・枢機卿・聖界選帝侯を輩出している。

 

シュロス・シェーンボルンはラインガウきっての 

広大な面積の葡萄園

(50ha)を所有しており、しかも葡萄園は1流の畑が多い。

ラインガウで1349年頃葡萄栽培を始めた。

醸造所はハッテンハイムにあり500年の伝統ある

セラーを保有しており、

ドイツラインガウ特級畑のひとつマルコブルンは、

5,6ha中2,2haと

最大 面積を所有

また、ラインガウ以外にも多数の城館、葡萄園を持ち、

豪華絢爛なシュロスヴァイセンシュタイン城 

Schloss Weissenstein 

シュロス・シェーンボルン城醸造所・ハッテンハイム

 Domänenweingut Schloss Schönborn, Hattenheim, 

シュロスハールブルグ Schloss Hallburg,

カーサ館醸造所 Casa Cadaval (ポルトガル)

等を現在所有している。

 

ラインガウのシェーンボルンの葡萄の樹種

は90%がリースリング種で

シュペート・ブルグンダー種、

ヴァイス・ブルグンダー種等です。

シュロス・シェーンボルン所有のラインガウでの主要葡萄園は

 

エアバッハー・マルコブルン Erbacher Marcobrunn

リューデスハイマー・ベルグ・シュロスベルグ Rudesheimer Berg Schlossberg

ホッホハイマー・キルヒェンシュトゥック Hochheimer Kirchenstück

ホッホハイマー・ドムデヒャナイ Hochheimer  Domdechaney

ハッテンハイマー・ファッフェンベルク Hattenheimer Pfaffenberg

ハッテンハイマー・ヌスブルン HattenheimerNussbrunnen

 

優しい果実味でバランスの良い銘醸酒が多くやや甘口の伝統的  

 ラインガウの味香を持つ

ボディは豊かな方で酸はやや少なく柔らかいタイプが多く、

甘味との調和がとれている。

 

一昔前のラベルには大きくシェーンボルン家の紋章が

描かれていたが

誇り高き銘家の紋章がだんだん小さくなり、               

個性が薄くなってきており個人的には大変残念です。

 

 

 

歴史

同家からは多数の司教を輩出した銘家である。

17~8世紀にはシェ-ンボルン家出身のヨーハン・フィリップは

「マインツ大司教及び選帝侯(神聖ローマ帝国の宰相)」をつとめ、

その後ラインガウの葡萄園の所有を拡大した。     

ローター・フランツ フォン シェーンボルン(1655~1727年)

マインツ選帝侯(神聖ローマ帝国の宰相)・大司教。

バンベルク領主司教も兼任)はバンベルクの司教公邸や

ヴァイセンシュタイン城を建設。

 

ヨーハン・フィリップ・フランツ(1673~1724年)と

弟のフリードリッヒ・カール(1674~1746年)は

二人ともヴュルツブルク領主司教となり、

ヴュルツブルク城(レジデンツ)を建設。

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