代表超一流銘柄

ベルンカステラー・ドクトールBernkasteler Doctor

 

所有者ソフィア・ターニッシュ

本家の方はWeingut Wwe Dr.H.Thanisch Erben Thanischの記載がある

VDP創設以来メンバー

ブドウ畑は7ヘクタールで

Berncasteler Doctor

ベルンカステラー・ドクトール

Bernkasteler Lay

ベルンカステラー・ライ

Bernkasteler Graben

ベルンカステラー・グラーベン

Bernkasteler Badstube

 ベルンカステラー・バードシュトゥーベ

等一流畑を所有

地質デボン紀スレート-風化土壌

 

ドクトール（医者）という畑名から造られるワインは

有名かつ希少で

畑は太陽に恵まれた南南西の斜面で面積が狭く、

ドクトル畑は３haあるが、

そのうち１haがターニッシュ家所有で

ドイツ最高値の畑であり、当然ワインも高価である。

その名の由来はトリール大司教Boemund２世

（von Saarbrücken）が1360年に大病にかかった際、

この畑のワインを飲み回復したとため、

彼によって「医者」と名づけられたものである。

醸造所と館は、ベルンカステルクースの町にあり、

畑は対岸の斜面にある

ワイン造りの伝統は1636年からで３５０年以上。 

醸造所の創始者は、プロイセンの博士ヒューゴ・ターニッシュ。

1895年よりターニッシュ家を受け継いだ

カテリーナ婦人の手により品質が向上。

 

現在ターニッシュ家は、ソフィア女史と娘達により造られる。

 

1921年にこの畑からモーゼル初の貴腐ワイン

（トロッケンべーレンアウスレーゼ）が、

ターニッシュ家によって収穫され

1921ベルンカステラー・ドクトール・

トロッケンベーレンアウスレーゼ（貴腐）が

 ドイツの国際オークションで1985年に競売にかけられ

VDP 11100マルク（約90万円）で落札され、

世界に存在感を示した。

また各国の公式晩餐会にターニッシュ家のワインが

広く使われている。

最高級のドイツワインの造り手として世界に広く知られている。

ユーゲントシュティールで描かれた美しいラベルは1901年より

貼られている。

 

親しみやすい白ワインでありながら繊細で高貴。

桃やシトラスの香り

適度な甘さのワインが得意で酸味が突出せず、

エレガントで細やかな酸、

ジューシーで果実味溢れる味わい。

若いものは特に微炭酸を感じる

まろやかで優しく女性的なワインは、

代々女性の醸造家である特徴を

よく表している。ドイツモーゼルの逸品。