伝説のScharzhofはモーゼルの支流であるザール川沿いの町

ウィルティンゲンの村の奥の

シャルツホフ山の麓にただ一軒

浮世離れした場所にあり威厳を放って佇んでおり

館のすぐ横にシャルツホフベルグの畑が広がる。

現在5代目エゴン4世がワインを醸造し、

世界最高の白とも白ワインのロマネ・コンティエとも称えられるワイン

シャルツホーフベルガーが生まれます。エゴン・ミュラー家の所有する畑は

西側の標高の高い最良部分約８．５h。

注：ほかにも数名のシャルツホフベルグの畑の所有者がおりますが

エゴン・ミュラーの醸すワインシャルツホーフベルガーは

別格で芸術品の域である。

また、最高の作り手より生まれたこのワインはとてつもなく高価。

「シャルツホーフベルガー」はオルツタイルラーゲと呼ばれている

5つの特別単一畑の一つとして、

例外的にブドウ畑名だけで表示される特別な畑である。

エゴン・ミュラーのリースリングの樹齢はフィロキセラ

（ヨーロッパの畑を絶滅させた害虫）以前、

100年以上の樹も多い。

 

エゴン・ミュラー・シャルツホーフベルガーの歴史

古代ローマ人によって作られたシャルツホーフベルク

後、ベネディクト派の修道院により、シャルツホーフベルガーの畑が開墾され、

その後1797年にエゴン·ミュラーの偉大な偉大な祖父　　

ジャン=ジャック·コッホ、の所有となり、

エゴン・ミュラーのワイン造りの歴史が始まりました。

ドイツで最も権威あるワイン評価誌ゴー・ミヨ誌で常に最高評価の5つ房 、　　　　　　　　パーカー5つ星生産者、

アメリカのワイン専門誌スペクテイター100点満点獲得

等多数。

 

下手な味香の説明は要らないでしょうが、あえて記載しますと

気温が低くスレート質土壌より、

　生き生きとした冴えわたったクリスタルの様な酸味を持ち、

硬質なミネラル分が豊かなのが特徴。甘味を伴った酸のバランスが良い、

凝縮度がある。　

シュペートレーゼ以上の等級のアウスレーゼ、ベーレンアウスレーゼ、アイスワイン、

トロッケンベーレンアウスレーゼのクラスがエゴン・ミュラー・シャルツホーフベルガーの

得意とする貴腐ワインクラスで、人の心を揺さぶり、虜にし、　　　　　　　　　　　　　　　ネクタール（神酒）と呼べるほどの

世界最高級のワインとなる。　黄金色で白桃、杏の香りが漂う。　　　　　　　　　　　　　貴腐の為、酸はさほど強くない。

とろりと粘度が高く、気品があり蜜の様で複雑な強い甘さを持ち

余韻はいつまでも続く。

リースリングの理想型で究極の芸術作品。

 

参考に記載しますが

ドイツでの競売会オークション落札価格を見れば、

目を見張る価格で落札されております。

 

エゴン·ミュラーのシャルツホフベルガーの落札価格の1例を見ますと

1994 Scharzhofberger Trockenbeerenauslese

トロッケンベーレンアウスレーゼ （貴腐）

・エゴン·ミュラー DM 9,228.96日本円で75万円位（1マルク80円として）

 

1990 Scharzhofberger Ｂeerenauslese

リースリングトロッケンベーレンアウスレーゼ（貴腐）

エゴン·ミュラー DM 5, 561日本円で45万位円（1マルク80円として）

 

 1994 Scharzhofberger Ｂeerenauslese

リースリングベーレンアウスレーゼ（貴腐） 

エゴン·ミュラー DM 2,721.36日本円で22万円位（1マルク80円として）

 

また日本での価格は貴重なビンテージ、等級のものなど

 

エゴン・ミューラー・1973 Scharzhofberger　Ｅ．Ｔ．Ｂ．Ａ

（アイスワイントロッケンベーレンアウスレーゼ）は

価格 1,300,000円 

 

エゴン・ミューラー・2005 Scharzhofberger　Ｔ．Ｂ．Ａ

（トロッケンベーレンアウスレーゼ）1,080,000円

と恐るべき甘美な究極の美酒。